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広島県 草津病院インタビュー
「データベースと精神医療の未だかつて無い融合を目指して」
臨床情報センター長 宮崎 貴浩

広島県 草津病院 「データベースと精神医療の未だかつて無い融合を目指して」 臨床情報センター長 宮崎 貴浩

興味を追っているうちにたどりついた仕事

 現在私は、精神科医として臨床業務にあたる傍ら、院内の統合データベース構築に携わっています。このような立場に至るまでにはかなりの紆余曲折があったのですが、ふりかえってみると一見ばらばらに見えることのすべてが現在に繋がっているのだなあと感じます。大学時代、はじめに学んだのは分子生物学でした。しかし、そのまま研究者にはならずに医学部に再入学して、臨床精神科医になりました。大学病院や単科の精神科病院で約6年間研修したのち、大学院に入学し、知覚や認知に関わる脳活動を脳波や脳磁図といった機器を用いて解析する研究をしていました。卒業後はトロントで脳磁図の研究を2年半ほど続けたあと帰国し、広島で臨床精神科医の仕事に戻りました。学生時代にはプログラミングのアルバイトをしており、大学院時代にもLinuxや統計解析ソフトなどを日常的に使っていましたこともあり、データベースの仕事をするようになったのは自然な流れでした。もちろん初めから計画的にいろいろなことをしていたわけではまったくないですから、このような形でこれまでの経験がひとつに繋がって役に立つことになってよかったなあと、今になって思います。
 もともと広島にはなにも縁がなかったので、広島にきたことをよく不思議がられます。しかし草津病院は民間の病院でありながら地域の精神科救急に重要な位置を占めており、入院患者さんの在宅移行や就労支援にも積極的で、その中で育ってきた病院職員のスキルも高く、特異な病院であると思います。カナダから見れば、東京と広島の距離は問題ではないように感じました。広島という場所には以前から興味はあったのですが、都会的な利便性や文化や自然がコンパクトにつまっていて、魅力的なところだと思います。

統合データベース委員会

 現在当院では、院内外のスタッフが月に一度集まって統合データベース委員会を開催しています。これは、Alphaのデータベースをはじめとして院内の複数のシステムや電子・紙媒体に分散している情報を集約した統合データベースを構築し、さまざまな角度から解析して臨床業務や病院経営の改善に反映させようという目的のプロジェクトです。私が就職したときにはすでに動き出していたのですが、当初は理念はあっても具体的な課題や目標は明確ではなく、ブレインストーミングから始める必要がありました。その結果、「統合データベース」には医療の質や患者さんの満足度の向上はもとより、業務の効率化や将来を見すえた病院の経営戦略まで 多彩な期待が寄せられていることがわかりました。このような多彩な期待に限られた資源で応えていくことは困難なことです。しかし企画、開発、運用、フィードバックというサイクルを実行することで、新な発見と創造が生み出されていくことを実感しています。現在実現している機能はまだわずかですが、統合データベース活用の可能性は限りなく存在します。臨床における意志決定プロセスは非常に複雑で、現状ではそれを支援するようなシステムを構築するのは至難です。しかし質の高いデータを蓄積できるシステムを作ることで、可能性が見えてくるかもしれません。

 

臨床情報センター長 宮崎貴浩 臨床情報センター長 宮崎貴浩

医療人として

 医療人として大切にしていることというのは難しい質問ですが、あえてひとつ挙げるとするなら、医療という特殊なセッティングではあっても患者さんと一対一の個人として関わること、そして同時に専門的な視点で傷病を診ること、その両方の目を常に持ち続けることではないかと思います。精神科の特殊性は、診察の開始が同時に治療の開始でもあることにあるのではないかと思います。患者さんとの信頼関係や協調性が重要なのはどの科でも変わらないことですが、こと精神科臨床においては患者さんと主治医の人としての関わりが、患者さんの直面する困りごとを解決していく重要なチャンネルになります。今後もその専門性を持ち続けることを大切にしていきたいと思います。
 精神医療に特化した御社の取り組みや価値の提供は興味深いものがあります。現在開発中の統合データベースに関しても、Alphaのデータがその核を構成しています。今後、データベースと精神医療のかつてない融合が可能となるよう、さらに質の高い情報を集約できるようなシステムの構築を期待しています。

城西病院

医療法人社団更生会 草津病院
医療法人社団更生会 草津病院

〒733-0864 広島市西区草津梅が台10番1号
TEL. 082-277-1001
WEB:http://www.kusatsu-hp.jp/

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臨床情報センター長 宮崎貴浩

興味を追っているうちに
たどりついた仕事

現在私は、精神科医として臨床業務にあたる傍ら、院内の統合データベース構築に携わっています。このような立場に至るまでにはかなりの紆余曲折があったのですが、ふりかえってみると一見ばらばらに見えることのすべてが現在に繋がっているのだなあと感じます。大学時代、はじめに学んだのは分子生物学でした。しかし、そのまま研究者にはならずに医学部に再入学して、臨床精神科医になりました。大学病院や単科の精神科病院で約6年間研修したのち、大学院に入学し、知覚や認知に関わる脳活動を脳波や脳磁図といった機器を用いて解析する研究をしていました。卒業後はトロントで脳磁図の研究を2年半ほど続けたあと帰国し、広島で臨床精神科医の仕事に戻りました。学生時代にはプログラミングのアルバイトをしており、大学院時代にもLinuxや統計解析ソフトなどを日常的に使っていましたこともあり、データベースの仕事をするようになったのは自然な流れでした。もちろん初めから計画的にいろいろなことをしていたわけではまったくないですから、このような形でこれまでの経験がひとつに繋がって役に立つことになってよかったなあと、今になって思います。


もともと広島にはなにも縁がなかったので、広島にきたことをよく不思議がられます。しかし草津病院は民間の病院でありながら地域の精神科救急に重要な位置を占めており、入院患者さんの在宅移行や就労支援にも積極的で、その中で育ってきた病院職員のスキルも高く、特異な病院であると思います。カナダから見れば、東京と広島の距離は問題ではないように感じました。広島という場所には以前から興味はあったのですが、都会的な利便性や文化や自然がコンパクトにつまっていて、魅力的なところだと思います。

 

統合データベース委員会

現在当院では、院内外のスタッフが月に一度集まって統合データベース委員会を開催しています。これは、Alphaのデータベースをはじめとして院内の複数のシステムや電子・紙媒体に分散している情報を集約した統合データベースを構築し、さまざまな角度から解析して臨床業務や病院経営の改善に反映させようという目的のプロジェクトです。私が就職したときにはすでに動き出していたのですが、当初は理念はあっても具体的な課題や目標は明確ではなく、ブレインストーミングから始める必要がありました。その結果、「統合データベース」には医療の質や患者さんの満足度の向上はもとより、業務の効率化や将来を見すえた病院の経営戦略まで 多彩な期待が寄せられていることがわかりました。このような多彩な期待に限られた資源で応えていくことは困難なことです。しかし企画、開発、運用、フィードバックというサイクルを実行することで、新な発見と創造が生み出されていくことを実感しています。現在実現している機能はまだわずかですが、統合データベース活用の可能性は限りなく存在します。臨床における意志決定プロセスは非常に複雑で、現状ではそれを支援するようなシステムを構築するのは至難です。しかし質の高いデータを蓄積できるシステムを作ることで、可能性が見えてくるかもしれません。
 
草津病院
 
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医療人として

医療人として大切にしていることというのは難しい質問ですが、あえてひとつ挙げるとするなら、医療という特殊なセッティングではあっても患者さんと一対一の個人として関わること、そして同時に専門的な視点で傷病を診ること、その両方の目を常に持ち続けることではないかと思います。精神科の特殊性は、診察の開始が同時に治療の開始でもあることにあるのではないかと思います。患者さんとの信頼関係や協調性が重要なのはどの科でも変わらないことですが、こと精神科臨床においては患者さんと主治医の人としての関わりが、患者さんの直面する困りごとを解決していく重要なチャンネルになります。今後もその専門性を持ち続けることを大切にしていきたいと思います。

精神医療に特化した御社の取り組みや価値の提供は興味深いものがあります。現在開発中の統合データベースに関しても、Alphaのデータがその核を構成しています。今後、データベースと精神医療のかつてない融合が可能となるよう、さらに質の高い情報を集約できるようなシステムの構築を期待しています。

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医療法人社団更生会 草津病院

〒733-0864 広島市西区草津梅が台10番1号
TEL. 082-277-1001
WEB:http://www.kusatsu-hp.jp/

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