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大阪府 木島病院インタビュー
「これからの精神科病院に必要なこと」
病院長 高瀬 勝教 総看護長 川﨑 正志

大阪府 木島病院「これからの精神科病院に必要なこと」 病院長 高瀬 勝教 総看護長 川﨑 正志

インタビュー_01

病院長    高瀬 勝教

「合併症まで診れる精神科病院」の価値

 以前勤務していた大学病院で臨床と研究を行っていた時に、木島病院理事長から病院長就任のお誘いを受けました。『私に何ができるか、何をやるべきか』を熟考した上で、合併症を持つ患者もケアできる精神科病院として、この病院の特色を強めるということで、お誘いを受けました。木島病院は、内科医師、外科医師が常勤しておりますので、職員の教育的な取り組みをさらに充実させていこうと考えております。内科・外科ともに診療できるので、最近ではNSTや褥瘡回診などにも力を入れており、効果が現れているようです。
 他科の治療を必要とする合併症患者を、精神科単科の病院で診るのは、なかなか難しい面もあるのですが、当院では身体的な管理が実践できているため、その分の手間を本来の精神科治療に当てることができます。当院の患者数の内訳は、1/3が救急、1/3が患者さん自身や家族の判断による“飛び込み来院”、残る1/3が、以前から通院していた患者さんや関連施設からの紹介。『合併症を持つ精神疾患患者でもきちんと診ることができる病院』という特色のもと、様々な患者さんに対応しています。

退院するまでのビジョンを、全スタッフで共有

病院長 高瀬 勝教 病院長 高瀬 勝教
 月並みなコトバですけど、「選んでもらえる病院になる」ことが、当院の中・長期目標の1つ。今後、高齢人口はさらに増加していきますから、精神疾患以外の身体疾患を持つ患者さんも、確実に増えるでしょう。同時に、3次救急レベルの急性期、一般の急性期、療養型と、病院の棲み分けも進むはずです。その中で「選ばれる病院」たるには、「この病院がどこを目指しているのか」を明確にすることはもちろん、『この患者さんはこういうふうに快復して、こういう状態で退院する』という明確なビジョンを共有することが重要だと考えています。快復~退院に向けてのビジョンを共有することで、全スタッフが、そこに向けて取り組めるようになるからです。
 そのためにはやはり、医療の質的向上を目指した教育であったり、意識の統一が必要です。各部署とも、それぞれのスタッフがしっかり勉強しているのですが、患者さんの声をもう一つ聞き切れていない、カルテに反映できていない…と感じることがあります。カルテに反映できなければ、他のスタッフにも為すべき事柄が伝わりませんから、患者さんの状態や欲求を的確に伝えるためのテクニカル-ターム的なものが、まだまだ欠如しているのかもしれません。
 Alphaを導入したことで、院内のどこにいても患者さんの状態がリアルタイムに把握できるようになったほか、処方などの業務も圧倒的に便利になりました。ただ、患者さんの声をカルテに反映できていない部分があるせいなのか、コンピューターの強みである検索機能を、最大限に活かしきれていないように感じます。今後、御社とともに、検索機能の活用まで配慮したカルテ記入法やフォーマットを考えていかねばなりません。

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インタビュー_02

総看護長     川﨑 正志

「先頭」を歩いていかねば、病院は生き残れない

 もともと私は、看護師を目指していたのではありません。34年前、ご縁あって木島病院に看護助手として拾っていただいたものの、その当時は、閉鎖的環境の中で患者さんの長期入院が当たり前でしたから、学校で学んだことと現実とのギャップに強い違和感を覚えました。自分がこの病院の看護をどうにかしたいと思ってはいても、看護師長や主任の指示に従って仕事をするだけでしたから、ここで看護師を続けるべきか否かと悩んだ時期もありました。
 病院の方針から逸脱しない範囲で、看護独自のモットーを持つことが看護師の役目だと考えていましたので、とにかく人の上に立たねば…という気持ちで頑張りました。現理事長が本館を建て替える少し前の時期、私は看護師長だったので、「昔からのやり方を超えるような精神科看護を展開しよう」といった話を病棟のスタッフとともに語り合っていたのですが、理事長は、さらに先を見据えた組織改革まで計画していることを知り、大いに驚いたものです。その時点でやってないこと、やれてないことばかりでしたから、最初は到底無理だと思ったのですが、当時の看護部長を筆頭に、看護師として自分のやれることを1つひとつクリアしていくことで、組織も変わっていく手応えを感じました。合併症の救急システムが始まった時も、理事長の“さらに先を見据える”姿勢は同じ。何か物事が起きる時には、その先頭を歩かないと病院は生き残れないという考え方が、私の中にも根付いたように思えます。

病院トップの「先見の明」だけでなく、全員のスキルアップを

総看護長 川﨑 正志 総看護長 川﨑 正志
 医療・診療はドクターが担当するもので、看護師は看護師としてやるべきことがある。これが、前の総看護長と私との、考え方の違いだと言えます。看護師は、医療現場で独自の精神を発揮する必要があるし、看護業務に対する責任も、もっと強く自覚せねばならない。もちろん、合併症対応に関しても同様です。精神疾患の様相も多様化しており、最近では“新型”のうつ病や、少数ではあるもののドラッグ中毒など、これまでの精神科看護では対応できない病態も少なくありません。その中で木島病院のカラーを出すためには、『当院の看護師は精神科だけでなく、内科や外科、ペインなどにも対応できる、ここまでなら木島だけで対応できる』という強みを、しっかりアピールすべきでしょう。他の精神科病院で、ここまで色々と対応できるところは、中々ありませんからね。
 今年度の診療報酬改定を見ると判るように、これからは病床数を減らしながら地域移行を進め、退院後の患者サポートに力を入れる方向に舵を切らねばなりません。これまでは、理事長の「先見の明」に頼りがちだったかもしれませんが、もはや、そんな悠長なことを言っている時代ではありません。木島病院のカラーも、来年度・再来年度には違った「色」を加えねばならないかもしれません。そんな時代を生きのびていくためには、院内の全スタッフがスキルアップせねばならないと、強く感じています。

城西病院

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医療法人桐葉会 木島病院

〒597-0044 大阪府貝塚市森892番地
TEL.072-446-2158
WEB:http://www.kijima.or.jp/

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病院長 高瀬 勝教

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「合併症まで診れる精神科病院」の価値

以前勤務していた大学病院で臨床と研究を行っていた時に、木島病院理事長から病院長就任のお誘いを受けました。『私に何ができるか、何をやるべきか』を熟考した上で、合併症を持つ患者もケアできる精神科病院として、この病院の特色を強めるということで、お誘いを受けました。木島病院は、内科医師、外科医師が常勤しておりますので、職員の教育的な取り組みをさらに充実させていこうと考えております。内科・外科ともに診療できるので、最近ではNSTや褥瘡回診などにも力を入れており、効果が現れているようです。

他科の治療を必要とする合併症患者を、精神科単科の病院で診るのは、なかなか難しい面もあるのですが、当院では身体的な管理が実践できているため、その分の手間を本来の精神科治療に当てることができます。当院の患者数の内訳は、1/3が救急、1/3が患者さん自身や家族の判断による“飛び込み来院”、残る1/3が、以前から通院していた患者さんや関連施設からの紹介。『合併症を持つ精神疾患患者でもきちんと診ることができる病院』という特色のもと、様々な患者さんに対応しています。

 

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退院するまでのビジョンを、全スタッフで共有

月並みなコトバですけど、「選んでもらえる病院になる」ことが、当院の中・長期目標の1つ。
今後、高齢人口はさらに増加していきますから、精神疾患以外の身体疾患を持つ患者さんも、確実に増えるでしょう。同時に、3次救急レベルの急性期、一般の急性期、療養型と、病院の棲み分けも進むはずです。その中で「選ばれる病院」たるには、「この病院がどこを目指しているのか」を明確にすることはもちろん、『この患者さんはこういうふうに快復して、こういう状態で退院する』という明確なビジョンを共有することが重要だと考えています。快復~退院に向けてのビジョンを共有することで、全スタッフが、そこに向けて取り組めるようになるからです。
そのためにはやはり、医療の質的向上を目指した教育であったり、意識の統一が必要です。各部署とも、それぞれのスタッフがしっかり勉強しているのですが、患者さんの声をもう一つ聞き切れていない、カルテに反映できていない…と感じることがあります。カルテに反映できなければ、他のスタッフにも為すべき事柄が伝わりませんから、患者さんの状態や欲求を的確に伝えるためのテクニカル-ターム的なものが、まだまだ欠如しているのかもしれません。
Alphaを導入したことで、院内のどこにいても患者さんの状態がリアルタイムに把握できるようになったほか、処方などの業務も圧倒的に便利になりました。ただ、患者さんの声をカルテに反映できていない部分があるせいなのか、コンピューターの強みである検索機能を、最大限に活かしきれていないように感じます。今後、御社とともに、検索機能の活用まで配慮したカルテ記入法やフォーマットを考えていかねばなりません。

今改めて問われる精神科医療の将来性_03_09

インタビュー_02
総看護長 川﨑 正志

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「先頭」を歩いていかねば、病院は生き残れない

もともと私は、看護師を目指していたのではありません。34年前、ご縁あって木島病院に看護助手として拾っていただいたものの、その当時は、閉鎖的環境の中で患者さんの長期入院が当たり前でしたから、学校で学んだことと現実とのギャップに強い違和感を覚えました。自分がこの病院の看護をどうにかしたいと思ってはいても、看護師長や主任の指示に従って仕事をするだけでしたから、ここで看護師を続けるべきか否かと悩んだ時期もありました。
病院の方針から逸脱しない範囲で、看護独自のモットーを持つことが看護師の役目だと考えていましたので、とにかく人の上に立たねば…という気持ちで頑張りました。現理事長が本館を建て替える少し前の時期、私は看護師長だったので、「昔からのやり方を超えるような精神科看護を展開しよう」といった話を病棟のスタッフとともに語り合っていたのですが、理事長は、さらに先を見据えた組織改革まで計画していることを知り、大いに驚いたものです。
その時点でやってないこと、やれてないことばかりでしたから、最初は到底無理だと思ったのですが、当時の看護部長を筆頭に、看護師として自分のやれることを1つひとつクリアしていくことで、組織も変わっていく手応えを感じました。
合併症の救急システムが始まった時も、理事長の“さらに先を見据える”姿勢は同じ。何か物事が起きる時には、その先頭を歩かないと病院は生き残れないという考え方が、私の中にも根付いたように思えます。
 
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病院トップの「先見の明」だけでなく、全員のスキルアップを

医療・診療はドクターが担当するもので、看護師は看護師としてやるべきことがある。これが、前の総看護長と私との、考え方の違いだと言えます。看護師は、医療現場で独自の精神を発揮する必要があるし、看護業務に対する責任も、もっと強く自覚せねばならない。もちろん、合併症対応に関しても同様です。
精神疾患の様相も多様化しており、最近では“新型”のうつ病や、少数ではあるもののドラッグ中毒など、これまでの精神科看護では対応できない病態も少なくありません。その中で木島病院のカラーを出すためには、『当院の看護師は精神科だけでなく、内科や外科、ペインなどにも対応できる、ここまでなら木島だけで対応できる』という強みを、しっかりアピールすべきでしょう。他の精神科病院で、ここまで色々と対応できるところは、中々ありませんからね。
今年度の診療報酬改定を見ると判るように、これからは病床数を減らしながら地域移行を進め、退院後の患者サポートに力を入れる方向に舵を切らねばなりません。これまでは、理事長の「先見の明」に頼りがちだったかもしれませんが、もはや、そんな悠長なことを言っている時代ではありません。
木島病院のカラーも、来年度・再来年度には違った「色」を加えねばならないかもしれません。そんな時代を生きのびていくためには、院内の全スタッフがスキルアップせねばならないと、強く感じています。
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医療法人桐葉会 木島病院

〒597-0044 大阪府貝塚市森892番地
TEL.072-446-2158
WEB:http://www.kijima.or.jp/

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